ADHDの子どもにもやさしい「機能する空間設計」とは?
1か月間、メルボルンへ留学してきました。
今回の滞在では、英語だけではなく、
インテリア・空間設計・暮らし方についても多くの学びがありました。
その中でも特に印象的だったのが、
👉「ADHDの子どもにとって過ごしやすい空間づくり」
についてのワークショップです。
これは単なる“片付け”や“収納術”ではなく、
「人が自然と行動しやすくなる空間とは?」
を考える、とても興味深い内容でした。
“おしゃれ”よりも、“機能すること”
講座の中で何度も出てきたのが、
Functional Organising
=「機能する整理」
という考え方。
多くの空間づくりでは、
「見た目を美しく整えること」が重視されます。
もちろんデザインは大切です。
ですが、実際の暮らしでは
・どこに何を置けば自然と片付くのか
・どうすれば探し物が減るのか
・どうすれば行動しやすくなるのか
という“機能性”が、とても重要だと学びました。
ADHDの子どもにとって大切なこと
特に印象的だったのは、
「見えないものは、存在しないのと同じ」
という考え方です。
例えば、収納をすべて隠してしまうと、
何がどこにあるのかわからなくなり、
結果的に使わなくなってしまうこともあるそうです。
そのため、
・オープン収納
・透明ケース
・使う場所の近くに配置する
・1アクションで取り出せる
といった工夫を行い、
👉 “脳に負担をかけない空間”
をつくることが大切だと学びました。
「片付けを頑張る」のではなく、
“自然と整う仕組み”をつくる
講座の中でとても共感した言葉があります。
「人は、“面倒”と感じた瞬間にやめてしまう」
だからこそ、
・戻しやすい
・使いやすい
・迷わない
という“動線設計”が重要になります。
これは子どもだけではなく、
忙しい大人の暮らしにも共通していると感じました。
日本のリノベーションにも活かしたい
私は普段、
リノベーションや空間づくりの仕事をしています。
これまでは
「美しい空間」や「デザイン性」を重視してきましたが、
今回メルボルンで学び、
👉 “心や行動まで整う空間”
をつくることの大切さを改めて感じました。
エコニアリノベでは今後、
・見た目だけではない収納設計
・生活動線を考えた空間づくり
・子育てしやすい家
・感覚的ストレスを減らす空間設計
なども取り入れながら、
「暮らしやすさ」と「美しさ」を両立したリノベーションを提案していきたいと思っています。
最後に
空間は、ただ住む場所ではなく、
毎日の気持ちや行動にも大きく影響します。
だからこそ、
「整える」ことは、
単なる片付けではなく、
人生を整えることにもつながる。
そんなことを、メルボルンで学んだ1か月でした。
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