家具と空間

2025.09.01
「資産としての家具」受け継ぐことを前提とした選び方
家具は単なる「モノ」ではなく、時間とともに思い出を刻み、やがて次の世代へと受け継がれていく「資産」となる存在です。
長く使い続けられる家具には、耐久性や存在感、そして普遍的な美しさといった共通点があります。
ただの実用品ではなく、暮らしに寄り添い、家族の記憶を支える存在へと育っていくものです。
今回は「受け継ぐこと」を前提にした家具選びのポイントをご紹介します。
世代を越えて愛される家具選び
寿命の長い家具に共通する条件
長く愛される家具には「丁寧につくられたことが伝わる完成度の高さ」「空間に馴染みやすく、年月を経ても色褪せないデザイン性」などの共通点があります。
当店では、素材選び・形・色の一つひとつにこだわり、暮らしの中に溶け込みながら存在感を放つ一台をご提供しています。
大量生産では表現しにくい、柔らかさと個性を兼ね備えた家具は、時代を越えて愛される力を持っています。
長く美しさを保てる素材とつくり
当店では、日々の暮らしの中で自然と馴染み、時とともにその魅力が深まっていくような素材を厳選しています。
特にヨーロッパから取り寄せた上質なファブリックは、色や柄だけでなく肌ざわりや質感にもこだわったものです。
丁寧に張り込まれた美しい曲線やフォルムは、使い込むことで風合いを増し、日常に静かに寄り添います。
定期的な張り替えや修理を前提とせずとも、そのままで長く楽しめるのが特徴です。
飽きずに愛せるデザイン
トレンドに左右されず、時間を経ても美しく感じられる「普遍的なデザイン」は、長く愛される家具に欠かせません。
素材の質感や色合い、やわらかなフォルムなど、細部にこだわった家具は使う人の感性や暮らしにやさしく寄り添います。
「華美すぎず、けれど上質」そんな絶妙なバランスが、毎日の暮らしに自然と馴染み、長く心地よく使い続けられる理由です。
受け継がれるストーリーの価値
家具には、その家族ならではの思い出やストーリーが刻まれていきます。
子どもが初めて座った椅子、家族の集う食卓、何十年と寄り添ってきたソファーなど。
こうした記憶が家具に宿ることで、次の世代へと「想いごと」受け継がれていくのです。
目に見える価値以上に、使い続けることで生まれる感情的な価値が、家具を「資産」へと育てていきます。
当店が目指す「継承される美」
ドルチェ家具は耐久性のある素材選びはもちろん、やわらかなフォルムや繊細な張地の表情、空間に調和するデザインを重視しています。
世代を越えて使われることを想定して、一台一台を丁寧に仕上げているのがこだわりです。
さらに、住まい全体の雰囲気に合うよう、空間トータルでのコーディネート提案も行っています。
想いとともに引き継がれる家具こそ本当の資産
家具は消耗品ではなく、暮らしの中で手をかけながら育てていく「人生のパートナー」のような存在です。
本当に良い家具は、年月とともに味わいを深め、家族の想いを受け継ぎながら、次の世代へと引き継がれていきます。
その過程こそが、家具が「資産」としての価値を持つ理由です。
当店のドルチェ家具では、日本ではなかなか手に入らないヨーロッパ製の上質なファブリックを使用しています。
なかでも、耐久性を示すマーチンデール値が高いベルベッドなどは、見た目の美しさと高い耐摩耗性を兼ね備え、長く安心してお使いいただけます。
また、デザインのフォルムを活かしながら、生地を着せ替えできるカバーリング仕様となっているため、色や質感を変えることで、空間や時代の雰囲気に合わせたコーディネートも可能です。
さらに当店では、家具だけでなく、空間全体の雰囲気に合わせたリノベーション提案や、不動産購入から設計・販売までを一貫して行う「住まいのトータルプロデュース」のご相談も承っております。
ステンレスを使ったクールな〈ステラシリーズ〉、白を基調にした優美な〈マーキュリーシリーズ〉といったリノベーション物件も展開中です。
ご興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。