家具と空間

2025.09.01
リビングとダイニングの調和で空間を統一するコーディネート術
リビングとダイニングがひと続きになった空間は、暮らしに開放感をもたらしてくれる反面、コーディネートの難しさも感じやすい場所です。
それぞれの機能が異なるため、テイストがちぐはぐになってしまったり、なんとなく落ち着かない印象になったりすることも。
だからこそ意識したいのは「空間としてのつながり」です。
統一感のある色や素材、配置の工夫を重ねることで、心地よく調和した住まいが生まれます。
つながる空間を美しく整えるコツ
テーマを決めることの重要性
まず最初に意識したいのは、空間全体の「テーマ」を決めることです。
ナチュラル・モダン・クラシック・インダストリアルなど、テイストが決まると家具選びや配色がスムーズに進められます。
また、テーマを軸にすれば、リビングとダイニングそれぞれのインテリアに共通点が生まれ、自然な一体感が生まれます。
好みやライフスタイルに合わせたテーマを見つけることが、空間づくりの第一歩です。
家具の素材や色でリンクさせる
家具やファブリックの素材・色をリンクさせることも、空間の統一感には欠かせません。
たとえば、リビングのソファとダイニングチェアに同じ木材やファブリックを使ったり、ラグやクッションに共通のカラーを取り入れたりすることで、別々の空間が自然に溶け合います。
素材や色を揃えすぎずに素材感や色味のトーンを合わせるだけで、空間がやさしくつながっていきます。
視線の流れを意識した配置
広い空間で重要になるのが「視線の流れ」です。
たとえば、リビングのソファに座ったときにダイニングテーブルがどう見えるか、立ったときにどこに目線が集まるかなど、動きながら見る景色を意識することで、空間に自然なリズムが生まれます。
背の高い家具は視線を遮らない位置に配置し、アクセントになるアートや照明で視線を誘導するのも効果的。
見た目にも心地よい空間をつくる鍵になります。
暮らしの流れに合わせた動線づくり
日々の暮らしをスムーズにするには、動線にも配慮が必要です。
キッチンからダイニング、リビングへの流れがスムーズだと、家事も過ごし方もぐっと快適になります。
たとえば、通路幅を確保したり、回遊できるレイアウトを取り入れたりと、使いやすさを考えた配置は見た目の美しさにもつながります。
動線を整えることで暮らしと空間が無理なくつながり、自然と調和した雰囲気が生まれます。
ドルチェ家具で叶える空間の一体感
統一感のある空間を実現するためには、家具選びの自由度も大切です。
当店では、ソファ・ベッドなどを同じ素材や色味でそろえられるセミオーダー家具を展開しています。
たとえば、素材や色味を統一したり、お部屋の大きさに合わせた形でオーダーができたりと、細部までこだわった組み合わせが可能です。
空間全体に一貫性を持たせたい方にこそ、セミオーダーはおすすめです。
暮らしの流れを美しくつなぐ調和のデザイン
リビングとダイニングが調和した空間は、ただ美しいだけでなく、暮らしの質そのものを高めてくれます。
一体感のあるコーディネートは、家族が自然と集まりたくなる空間を生み、日々の時間をより心地よいものへと変えてくれます。
また、当店ではセミオーダー家具のご提案に加え、リノベーションを組み合わせた空間づくりや、トータルコーディネートのご相談も承っています。
さらに、不動産購入からリノベーション、商品化までを手がけるシリーズ物件〈ステラシリーズ〉〈マーキュリーシリーズ〉なども展開中です。
家具と住まいが調和した、洗練された空間をご提案しています。
暮らしに合った空間を丁寧に整えたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。