家具と空間

2025.09.01
空間に調和をもたらす色のコーディネート術
部屋の印象は、色づかいひとつで大きく変わります。
落ち着いた空間にしたいのか、明るく華やかに見せたいのか、それぞれの色が持つ特徴を理解し、バランスよく取り入れることで、インテリアはぐっと洗練されたものになります。
今回は、住まいに調和と個性をもたらす色のコーディネート術をご紹介します。
家具選びにも役立つ色の知識を、ぜひ暮らしに取り入れてみてください。
色で作る美しいインテリアの調和
ベースカラーとアクセントの関係
インテリアの色づかいの基本は、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーのバランスです。
壁や床など広い面積を占めるベースカラーは、空間の印象を左右する土台。
ここに家具などのメインカラーを重ね、クッションやアートなどでアクセントカラーを加えることで、空間にリズムと個性が生まれます。
全体の7:2:1の比率を目安にすると、自然で調和のとれた配色になります。
色が与える心理的効果
色は視覚的な印象だけでなく、私たちの気持ちや行動にも影響を与えます。
たとえば、ブルーは集中力を高めて気持ちを落ち着かせる色で、寝室やワークスペースにおすすめです。
グリーンは安心感を与え、自然と呼吸が深くなる色で、リビングなど家族の集まる場所に適しています。
気分を高めたい空間には、イエローやオレンジなど温かみのある色も効果的です。
季節に合わせた色づかい
暮らしのなかに四季感のある色づかいを取り入れることで、空間の印象が豊かになります。
春夏は軽やかな素材と明るい色、秋冬は厚みのある生地と深みのある色を選ぶことで、室内の雰囲気も自然に変化します。
当店では、ひだや寸法までぴったり合わせたオーダーカーテンの制作が可能です。
さらに、余った生地でクッションや枕カバーを仕立てることもでき、季節ごとのトータルコーディネートが楽しめます。
カーテンレールの取付や、年2回のカーテンクリーニングも承っております。
色で家具を引き立てる
空間の中で家具が美しく見えるかどうかも、背景となる色づかいに大きく左右されます。
たとえば、明るい木の家具にはグレーやホワイトの壁が調和しやすく、ナチュラルで優しい印象に。
反対に、黒やウォールナットなど濃い色の家具には、ベージュやアイボリーの壁色が品よく引き立てます。
家具と空間の色のコントラストやトーンを意識することで、より洗練された印象に仕上がります。
ドルチェ家具で実現する色の楽しみ
当店では生地をお選びいただける、セミオーダー家具を多数ご用意しています。
たとえば、空間に馴染む落ち着いた色のソファや、アクセントになるカラーのチェアなど、暮らしの中で「色を楽しむ」家具選びが可能です。
生地の質感や発色の美しさにもこだわっており、ご要望があれば実際の色味や手触りをご確認いただけます。
色の調和が空間に静かな美をもたらす
統一感のある色づかいは、空間全体に「整った心地よさ」を与えてくれます。
空間にふさわしい色、あなたらしい色など、一つひとつを大切に選びながら、調和のとれたインテリアづくりをサポートいたします。
また当社では、家具のご提案に加え、リノベーションを施したオリジナル物件の販売も行っております。
ステンレス素材を活かしたスタイリッシュな〈ステラシリーズ〉や、白を基調にした清潔感のある〈マーキュリーシリーズ〉など、家具と内装の一体感にこだわった空間をご用意しております。
住まい全体のトータルコーディネートも含めて、ご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。